BUNGAKU’99

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ボチボチ作るので、待ってて下さいね。

こころ’99

とにかく恋は罪悪ですよ よござんすか そして神聖なものですよ 「こころ」より

毎年、夏には、漱石の「こころ」を必ず読みます。
今年は、なぜか秋になりそうですが、秋に読む「こころ」もいいかな・・と。
お札の漱石は、いかにも近代の知識人ってかんじ。
心乱れたりしない・・ってかんじ。
でも、たかが恋について、頭を悩ませる漱石。もうひとつの顔
作家なんだから、創作だよ。って見方もできるけど
「こころ」とか「それから」読むと
漱石って、けっこう感情でペン走らせてるって私にはそう思える
だから胸に迫るんだけどな
あ、真に漱石研究してる人に怒られそう
さっと流してください。 単なる鈴虫の泣き声・・ってことにしといてください
とにかく、「こころ」は、何回でも読み返したくなる
きっと、こういうハナシは、なくなりそうでけっしてなくならない
21世紀になっても、頭かかえて、苦しんで、
でも、「神聖なる悩み、苦しみ」なのよね。
この味知ってると、強くなれるか、バタって倒れるか、
もし、恋愛の病に効く「魔法のクスリ」できてもきっと飲まない方を
私は選ぶような気がする。 ダメかな?
「恋の満足を味わってる人の暖かい声」出せるようになりたいねー。さ、修行修行

「耽美なチャット」で秋のおわりごろに「朝まで生こころ論」したいなー
読みがいできるのにー! 誰かしませんか?


辻 邦生が、亡くなりました。
江藤淳も先日亡くなりました。
2人の共通点、見つけました。
新潮文庫の新刊、(今月の新刊。っていっても7/30に次のでちゃった)
「荷風散策ー紅茶のあとさき」江藤淳
「西行花伝」辻邦生
なんか、新潮の新刊の人もう一人死んだら、確実になんかあるね。
ってことで、イチオーあげておこう。
北村薫、志水辰夫、津村節子、酒見賢一、柴田元幸&佐藤良明
森 まゆみ、さくらももこ、メアリ・H・クラーク、マイケルドリス
ニック・ホーンビイ

ってなことあるわけないけど、ちょっと真夏の夜のブラック・ユーモア・ホラー



本の匂い
中公文庫の「潤一郎ラビリンス」を、全巻集めてみたい気分。
装丁がなんともいえずそそるのよねー(和田誠デザイン)
とある人が、書店でバイトしてた時に、ブックカバーかける瞬間
文庫の後ろにある「内容」のところ、ササッと覚えてしまうのが特技とか言ってたけど
私もそうなのです。 なんか胸にひっかかる言葉でも拾った日にゃ、レジでメモメモ唐オちゃう。
カバーかけながら、「はばたけMY書店の本!これ読んでなんか感じてね」ってキャンディオーラを
ハンドパワーにこめてんだよ。
ねえ、きずいてよ 私のGackt君。(くわしくは、今週のイイ男を見てね)


キャンディ的文学ト云フ事