BOOKSHOP GIRL CANDY
副題  僕の彼女は書店人

ついに2000年、ミレニアムを迎えました。
1999年分は、まとめたので、読みたい時は、下の部分をクリックしてくださいね。

BOOKSHOPGIRL CANDY1999を見る

ここで紹介されている本が欲しい、もっと知りたい、等の問い合わせは、メールでお願いします。
「嵐山文學カフェ」は、リンクフリーです。BBSかメールでお知らせいただけたら、ありがたいです。

本のサイトのご紹介

Song’s Labo
八十島舞さんのページ。「書棚」のコーナーでは、 私の弱点である、海外ミステリの書評が充実しています。他分野も
ジャンル別、作家別、等に別れていて、とってもわかりやすく、かなり参考にさせてもらってます。「本の掲示板」あり。
BeatLetter(s)Factory
本、音楽、映画、演劇を愛するミナさんの、センスあふれるページ。好きなものや人が恐ろしいほど私とリンクします。
牡牛座の世界観って似てるかも(上の舞さんも牡牛座) 2002年、ページが新しくなりました。


2001夏号
いよいよ夏ですね。 文庫片手に、ひやしあめやラムネで喉をうるおしてみたいこの季節
今年の夏の文庫、集英社は、「ナツイチ」
私も大好きな窪塚洋介君がキャラクターです。
冊子(無料)では、彼のしなやかなカラダを堪能できます。不思議と、性的なかんじはない。
とにかくきれいなカラダなのです。 特に裏表紙の彼の後ろ姿なんて
「こんなきれいな逆三角形、見た事ない」ってかんじ。 表紙の「見つめられ系」より、後ろの方が好きです。
オリジナルテレカ、GETするぞ!
ちなみに窪塚君の好きな本は、「クレーの絵本」「凶器の桜」「M (吉岡忍の宮崎勤についての本)等、らしいです。
この吉岡忍の本については、いろんな人が「最近、良かった本」にあげています。 たしかに読み応えありそう
ちなみに「ナツイチ」の太宰本は、「人間失格」 鑑賞は、太田静子と太宰の娘、太田治子 ですよ。 知ってました?

でも私の心を一番揺さぶっているのは、なにをかくそう角川文庫の「チョックラ・ド・フローネ」なのです。
めちゃくちゃかわいいのですよ。 今、角川文庫の夏の文庫を買うと、書店でシールをくれると思います。
そのシールをめくって、あたりが出たらおフロ文庫グッズが当たるのですよ。 これ、絶対GETしたいがために
もう2冊も買ってしまいましたが、残念ながらハズレ・・でも、ハズレでもミニシールはもらえるし、「ハズレ」ってでて
泣いてるフローネがまたかわいい! 冊子を見ればわかりますが、「じーん」「どきどき」「きゅん」など、本の紹介のところに
フローネのマークがあって、それぞれの表情がすごくかわいいのです。 ちなみに「人間失格」は、「じーん」でフローネが
涙流してるとこなんです。 冊子も、「お風呂で読む」をコンセプトに、いろんな読み物があって、とても楽しいです。
YONDA?君も女性が考えたらしいけど、フローネも女性のアイデアでは? そんな気がします。

新潮は、今年の秋から第2期(必ずもらえるYONDA?クラブ)をスタートするそうです。 グッズもますます
パワーアップ、ということらしいので、めちゃくちゃ楽しみです。 文豪カップ&ソーサー敗者復活戦、やってくれないかな
とりあえずは、2冊買って携帯ストラップと待ち受け画面特典、もらおうかな
我が家に、YONDA? 君がやってきてるのですが、表情があってなかなか良いですよ。 やっぱ新潮文庫はホッとする。

講談社ミステリーも目が離せないっすよ。 いつのまに? あの本が文庫になってたの? っていうのが絶対あると思いますよ

でも私の中では、今年はもう角川が勝利!お風呂グッズ、当たったらまた報告しますね

前回、再版について少し触れましたが
とりあえず、維持されることになりました。
かつて再版外しの実験を行い、その惨状に驚いて、わずか2年で元の再版制に戻した国があります。
フランスです。
自由価格にしたとたん、田舎の小さな書店からどんどん潰れていったそうです。
ときの文相ラングは、これを出版文化にとって危険な兆候だと見て、81年ラング法を制定し、82年から再版制を復活。
全国の書籍価格を統一しました。
「文化は単なる商品ではない。 書籍は日用品とは異なるものである。
民族の魂を商業化してはならない。 文化の多様性を守り、維持するのが我々の権利であり義務だ」というのがラング法の精神です。
文化発信の自負を持つフランスだからできたことなのでしょう。
しかしイギリスは、97年から再版制度を崩しました。 その結果、アメリカからチェーンが続々と参入し、ピカデリーにあった
老舗デパート、シンプソンも丸ごと書店になってしまった。
書店が増えるのはいいことだけど、純文学や学術書を重点的に扱う書店なんかには打撃だし、金太郎飴のような店ばかり
増えてもあじけないだけ
「ユー・ガッタ・メール」という映画があったけど、メグライアンのラブロマンス、というだけでは見れなかった。
まさに、この背景がストーリーになっていた。 メグライアンの絵本専門店が、大手ブックチェーンに潰される、って内容だった
ように思う。
私は、金太郎飴みたいな書店にいたくないな
再版維持されたらされたで、それに甘えて 新刊がきても返品ばかりするのも、なんかが違う。
そんな模索する日々の中、「ハリーポッター」(3巻7/12発売)に救われる。
どこの大手書店にも平積みされている、まさに金太郎飴的アイテムだけど、「いい本」を売ってる
「ファンタジーを売ってるんだ」という実感があった。
予約をしてた本をとりにくるお客さんの表情、 「こちらでよろしいですね」と本を差し出すと
みんなみるみる表情を変えた。
中学生くらいの男の子も、ういういしく頬を赤らめて本を大切そうに腕に抱く
「読みたくて まちに待っていた本がやっと読める」 みんなそういう表情をしていた。
その感動が伝わってきて、私もドキドキした一日をレジの前で過ごした。
私はハリーポッター、まだ読んでないのですが、1,2巻を読んで感動した人達が予約してくれたんだと思う
この本は、とてもていねいなつくりをしているし、静山社の松岡さんがどれだけこの本を大切に思ってるか
伝わってくるし、文句なしにいい本だと思う。
こういう本を、読みたい人の希望に答えてたくさん仕入れることができるのは、大手ならではの特典だと思うし
なんだかいろいろ考えさせられました。
ハリーポッター、全7巻の予定。 まだまだこの旅の先は長いです。
指輪物語や、ナルニワも読んでない
ああ、今まで何回夏休みやってきてたんだろ。 通過しとけよ、自分、ってかんじです。

白い薔薇の淵まで 中山可穂
山本周五郎賞とりましたね。 この本は、今年の2月に、国連大学の青山ブックセンターで
新幹線で読む本を探しに行って、なんだか吸い寄せられるようにひかれて(たまにそういう本に出会う
本の方から私を呼ぶ)買った。 パラパラとページをめくると、「三鷹」って何回も出てきて
あと、「もののべるい」って名前も。「塁」って名前の友達がいるので、ちょっと気になった。
ヘヴィな話、といえばそれまでだけど、江國香織を読みすぎた後には、ピリッときいていいです。
ふわ〜っと感覚のゼリーの冷たさにひたって昼寝ばかりしてしまいそうな時に読むと
ブラックでコーヒー飲んだように目覚める。 でも深夜飲むと眠れなくなるよ、ってかんじ。
恋人へのわがまま、ってどこまで許せるんだろう
私なんて、うちではわがまま姫どころか幼児化が進むばかりで、最近ではパンツまではかせてもらっている
でも、このうちだけでは、この人だけには、一生甘え続けていきたい。いい? って思う
それが、本人は「イエス」で当然と思うから「ノー」の時に とことん下に向かう
麻痺してしまうこわさ・・そんなものを感じた。
たしかに一気にひきこまれるようにして読めたけど、女同志の恋愛ものは、当分おなかいっぱい、という気もした
ということは、当分 中山可穂は読めないな。 でも新刊でたらまた手が伸びてしまうかも
集英社文庫の「猫背の王子」は、山本文緒が絶賛してたから読んでみようかな

彼は、生理の血のついた人差し指と中指をなめ、左手で私の胸を触った
これ、どこかのオヤジ官能小説だと思いますか? 違います。
「知事のセクハラ 私の闘い」 田中萌子 角川ONE21(571本体価格)
の文中です。 帯にも、「一番私を追いつめたのは、身近な人達だった」という言葉があってなんか痛いですね
他にも、さっきのような言葉の羅列で、つらくなるけど 真実なのですね。 中途半端には読めないです。

このクソ暑さをふきとばす一冊
鳥肌実「廃人玉砕」 青林堂
鳥肌実、というより「青林堂」のクレジットの方が存在感感じますね
鳥肌実は三島由紀夫を尊敬してるらしいです。
この本は、なんというか、下腹部がバッチシうつってますよ。
「夏江、帰ってこい」なんて逃げた奥様へのメッセージもあってけっこう笑える。
映画にも出るんですよね
なんとなく名前の語呂感からして冷えそうじゃないです? ちょっとこじつけかも

雨の名前 (小学館)
BBSでもおすすめしましたが、「名前シリーズ」の最新刊
雨にもいろんな名前があるのですね
写真もすごく素敵
本屋で是非 ページをめくってみてください
もう悪い天気なんていわせない、そんなポップがついてます。

椰子・椰子(やしやし) 川上弘美 新潮文庫
絵・山口マオ
絵と文がマッチした成功本って、最近では「村上ラヂオ」とかもあるけど、これはピッタンコにいいですよ
本の後ろに、簡単なあらすじ、ってのってますよね。 あれだけ読んでも笑える
妊娠中のもぐらがでてきたり、とにかくヘンテコな世界
「山本アユミミ」なんて名前、思い付きます? 悔しいけどかわいいですよね
川上弘美は、大人の女のかわいらしさをわかってるから好き
のほほんとアイスでも食べながら(今、我が家の冷凍庫に入ってるガツンとみかん、とかね)
扇風機の前でゆるーく読みたい本ですね
ちなみに「謎の母」久世光彦の解説を書いたのは川上弘美
「太宰とは、うつくしき未熟」と書いてありました。

今回はこのへんで。 いい本、見つけたら是非 教えてくださいね。



21世紀第1号

新世紀が幕を開け、書店の運命も大きく変わろうとしています。
3月に再販制が崩れるかもしれない・・まだわからないけど
現状では本の定価は決まっているけれど、書店ごとで値段が違う時代が
来てしまうかもしれない。 書店同志も競争し、より本が安くなり買い手にとって
便利なことももちろんあるが、本が委託でなく買い切りになると、良書が書店の棚から消える
かもしれない。 インターネット通販や、ブックオフのような新古書店に押されている現状がますます
厳しくなるのではないか・・
「魔女狩り」
なぜかそんな言葉が浮かぶ
本の妖精が絶滅しないよう ちゃんと本と、棚と向き合わなくては・・。
私ってガーデニングが出来ないタチで、子供の頃も、クラスで一人だけひまわり枯らすような子だった。
でも自分の店の棚だけは、枯らしちゃダメ だと最近つくづく思う
ひまわりの供養は本屋の棚で。

「本屋たる者、本のオタクではダメ。 社会と対峙して生きるべし。棚と世界をシンクロさせよ!」
っていうある書評家の言葉が深く突き刺さった。
これからの書店には棚を創る人間の、世を見切るジャーナリスティックな視線が必要だとも。
ファンタジーだけじゃいい棚は創れない。 でも、ファンタジーがなければ生きていけない。
そのバランスをうまくとれるかどうかが2001年の私の課題だね。

魔女・・といえば、「MOE12月号」で特集やってましたね。 即日売り切れで追加注文した分も売り切った。
「新世紀 素敵な魔女になろう」っていう特集。 角野栄子さんのインタビューとかあってけっこう充実してました。
角野さんの本で、「魔女のひきだし」(白泉社)1500円 や、「魔女からの手紙」(ポプラ社)は、魔女願望あり
の人の教科書みたいなもんかな
内子で売ってた上等そうなほうき、やっぱ買えば良かったかな
恋人とケンカした時に、「でていくわ!]ってほうきにまたがって窓の前に立てば
彼が気のきいたとめかたしてくれたら、笑顔で仲直りできそうだし・・
と安易な冗談をいってしまいましたが・・「魔女カレンダー」っていうのがついててイラストもとてもきれいです。
10月31日からはじまってるのがなんともいい。
とさんざんMOE12月号の紹介しましたが、今店に出てるのはもう2月号とかじゃないかなー

「ハリーポッター」の本に、「ふくろう通信」っていう冊子が入っているのはご存知ですか?(日本発売分のみ)
翻訳兼仕掛け人 静山社社長でもある松岡祐子さんのてづくりだそうです。
ていねいな仕事ぶりですね。 やっぱり買おうかな
シングルマザーのローリングが、大手じゃなく、松岡さんの静山社を選んだのが
数々のエピソードを耳にしてるうちにわかるような思いです。

村上春樹の「シドニー」すごく読みたい
もう読んだ人 いますか?
ダヴィンチの「20世紀を代表すると思う作家」で堂々1位でした。
そのページに福田和也と笠井潔の対談があって
笠井潔は、村上春樹の「アンダーグラウンド」や「約束された場所で」を批判していた。
デヴュー以来の非社会的な個人主義を貫いて欲しい 。 喪失の叙情を描き続ければいいと。
私は、小説はおもしろければいい って考え。
作家が「これを書きたい」って思って神がおりるごとく無心に描く世界に小説の意味があると思う
コラムとかノンフィクションになるとまた違ってくるのかもしれないけれど・・
やっぱり変化してゆくでしょう。 なにもかも
「チーズはどこへ消えた」じゃないけど・・。 これ1時間あれば充分で読めますね(余談1)
あと、「好きな作家」第一位の京極夏彦、待望の新刊が徳間書店から来春出ます。
「ルー=ガルー」というタイトルらしい。
この作家ベストテンのページでおもしろかったのが
「カラオケのうまそうな作家」1位 辻仁成 って当たり前やん! ボーカルやってたんだから
町田康もそうだけど。 町田康、最近露出度 高すぎ・・って気がしてたけど
「H」で村上淳らと砂漠でサムライしてたり、「エルジャポン」の「コムデギャルソンの冒険」って記事に
寄稿したり・・それが「例えば前衛茶道という企画はどうだろうか?」なんてめちゃ21世紀的なおもろいこと
考えてるし・・これはパワーが漲りすぎての上での露出なんだな、と安心させられた。
この前衛茶道の発想、すごくおもしろいから読んでみてほしいです。
今回のエル、マドンナの表紙ですごく目立つのでわかりやすいと思う。
マドンナの瞳が、ベティデイビスの瞳のように青く光っていてひきよせられるように買った。
映画オールアバウトマイマザーでも、「ベティデイビスに憧れて タバコを吸ったわ」ってセリフがあったな
BETTY DAVIS EYE♪ ああ、80年代

「パリのアトリエ」ギャップ出版 2000円
衝動買い、してしまった。 パリのクリエイターたちのアトリエの写真
ただカゴの中に、ひまわりの種入れてるだけでも、私の部屋にあると「ハムスターでも買ってるの?」
ってことになるけど、パリのアトリエに置いてあると、おしゃれ雑貨になるのです。 なぜかゴレンジャーの
ミニチュア置いてる部屋もあったな
ヴァージンスーサイズに出てきた姉妹の部屋は、アメリカのティーンエイジャーの香りプンプンだったけど
また全然違う趣。 是非 本屋でパラパラめくって目の保養に。

さっきチラッと出た「H」中谷美紀(写真集も出ました)とカヒミカリィのキスシーンもあってパリパリしてます。
他にもベンジーとUA,吉本ばななと坂本美雨、川瀬智子とHIROMIX(雑誌をふたりで創刊するらしい)
今、レコード屋いけば、必ずかかってるラブサイケデリコのKUMIのインタビュー等、なかなか充実しております。

プリグリのトミー、なんか最近注目してるのです。
アンアンのエッセイが好き
「知って欲しい! タフなナルシズムにこそ、恋には醍醐味がある事を。」(TOMMYラブイマジネーション文中より)
って言い切ってしまうチャーミングさ、いいねえ

雑誌「TITLE」がおもしろい
スクープ!加藤紘一緊急インタヴュー」も今出てる号には載ってる筈
「ウィリアム・ギブソン独占インタビュー」もあり。(ニューロマンサーの著者)
彼にとっての21世紀のキーワードはなんと日本の女子高生だとか・・

読んでみたい本、たとえば・・
斎藤美奈子の「モダンガール論」
「紅一点論」「妊娠小説」とあわせて全部まとめて読んでみたい気分。
「モダンガール」っていう響きが小学生の時から好きだったのではずせないかな

プラトニックセックスがなぜあれほど売れたのか
ズバリ、タイトルと腰巻きで成功してるからだ。 と私は思う
「神様、おねがい 私の舌を入れさせて」
これには、何? 何なの? ってなる。 しかも本文では、「あなたのおしりの穴に」と続く。
また、なんかの記事で見たけどいい編集者がついてたみたい。
あと、多分 嘘をついていない。 (男優のいいぶんはぬきにして)
それと冒頭の彼女の父親の一言「そんなにセックスが楽しいか」
これでは 若い女性は買う。
梅宮アンナも本を出すらしいがタイトルが「みにくいアヒルの子だった私」
うーん、売れるかなー

ヴァレンタインが近いけど、チョコと一緒に贈る本、竹書房の「ブルーデイブック」がたぶん流行りそう
動物の癒し系の本のブームが再来するような予感がします。

月刊松山千春 サーガはどんな雑誌になるのでしょう。
1/31発売です。 宇崎竜童とか矢沢永吉とか 一昔前では考えられないこといっぱいしてる
ま、いいんじゃないかしら
アリスの復活コンサート、テレビで見てジワーっときてた世代です。

新潮文庫のプレゼントマーク集めて、グッズをもらうやつ、あと2ケ月です。
「1冊買って2つマークをゲットできるフェア」を今 やってる本屋多いと思います。急げー!

次回は、もう少し早い周期で更新しようと思ってます。
2001年もどうぞよろしくお願いします。


ミレニアムリーディングウィーク
というわけで読書週間です。
そして、今年は、三島由紀夫没後30周年でもあります。
11/25の憂国忌を前に、三島本、これでもか!というくらい出版ラッシュアワーです。
新潮文庫の今月の新刊だけでも、なんと3種類も三島関係本が出ています。
私としては、新潮から出る、めちゃめちゃ気合の入った全集に期待したいです。
パンフレットの出来がすばらしいので、本は買わない方も、見てください。
装丁が素敵。 絶対いい匂いがするよ
イブサンローランの「ベビードール」より(FRAUのコスメ大賞になってたフレグランス)
私は、新刊の本の匂いの方が好きです。 でも一説によると本の匂いは、便意をもたらすという
ハナシもあるのでどうかな? 
ま、とにかく私たち書店員にとって、朝の新刊出しで、美しい装丁の本に出会えた一日というのは
とても気持ち良いのですよ。
ちなみに、私が好きな三島本は、かなり前に出版された「三島由紀夫の白い家」っていう写真集
出版社名とか忘れたけど、神保町あたりでブックハンティングしたら見つかりそうです。
三島の城のような豪邸とか、肉体美がただただページを埋めてて、1冊まるごと「オレの自慢本」
ってかんじなんだけど、潔くてなんか好きだった。
島田雅彦が、朝日新聞の「20世紀収穫の本」のうちの1冊で三島の「春の雪」(新潮文庫)を選び、
おもしろい評論を書いてました。主人公の恋人達へのオマージュとして「彗星の住人」という小説を近々
捧げるらしいです。

というより、私にはもちろんこっちの方が気になる・・・
「ピカレスク 太宰治伝」猪瀬直樹 (小学館)本体価格1600 11/2発売
「ポスト」に連載されていたものです。 桜桃忌の時、著者を太宰の墓前で見た時は、
迫力ある人・・という印象。単行本になってから読もうと思っていたので、
連載は一切目を通していないのですが・・「津軽 斜陽の家」鎌田慧著も読まなきゃな・・

「女生徒」が、素敵なビジュアルブックになって発売されてるのを、ごぞんじの方は多いでしょう
作品社から出ました。 真っ白な本で、帯には、エレカシ宮本さんの言葉です。
ここで見るより、実際本屋の片隅で、その真っ白な紙の上で読んだ方がいい言葉・・が書かれてますよ
中は、ゆっくり見てください。 急いでる時はダメですよ。
ゆったりとした時の中で見てください。
女生徒は、エイエン・・・

「立学夜話 作家が語る作家」日本ペンクラブ編 講談社
瀬戸内寂聴、井上ひさし、らが太宰から一葉、何人かの作家の素顔と魅力を語ります。

NHK 人間講座 追悼もまた文学なり
講師 嵐山光三郎 この番組、毎回見てるんですが、テキスト片手に・・
テキストは、まだ書店にある筈。本体560です。
ちなみに太宰の回は、11/27 「スキャンダルとしての死」です。見なくちゃ・・

では、新刊案内
今、すごく迷ってること、あり。
稲垣足穂全集4800円(だったかな?)なんだけど、装丁がすごくいい
でも「一千一秒物語」だけなので、新潮文庫で間に合う
でもあの本、夢にまで出てくる・・うーん、と嬉しいうなされに悩まされる毎日。。。
もうちょっと楽しく悩んでます

「上野千鶴子が文学を社会学する」11/15 朝日新聞社
遥洋子も「結婚しません」なんて本を出した。「東大で・・」はおもしろいと思うけど、
朝日新聞の彼女のコラムとかを読むかぎりでは、ちょっと首をかしげるようなことが多い
男性の中には、そうじ洗濯してくれる人も、えらそーじゃない人も、いるよーって教えてあげたくなる時
たくさんある。でも、10年前くらいに東京に1度進出して、おすぎ(ピーコだったかも)にテレビでいびられ、
はんなき状態だったのがすごく焼き付いてて、しばらく見ないと思ってたら、東大でお勉強してたんですね
ある種の自己実現は、成功したのではないかと思い、とりあえずこっちまでホッとする。
でもなんかカド立つのよねー まあ、 本のタイトルセンスはいいよねー(セールスオンリー視点でね)

女性作家の新刊
篠田節子「百年の恋」朝日新聞 本体1500
主人公が33歳、オタクライターと恋、ってだけでなんとなく内容見えるけど、
やっぱり読みたい。「女たちのジハード」おもしろかったもん。でも、同じ公務員出身でも、
高村薫とか読んだあとだと、ちょっと物足りなく感じる。この人、なんでこんなことに詳しいの?
って思わせる凄さは、高村薫はすごいと思う。 ちゃんとセックスも描くし(それも、なんでこのかんじ、
リアルなの?)って。 顔写真とは想像つかないよなかんじ。
今、もっと宮部みゆきを読みたいかんじです。 ストーリーの組み立てとか「うまい」「うまい」と
みんな大絶賛。 けなしてるのみつける方が、難しいくらい
そこで出てくるのが林真理子。
ミスキャスト」11/10 講談社より発売
「花探し」確かにおもしろかったけど・・
デティールが凝ってる。 なんか1冊まるごとマガジンハウスの女性雑誌、ってかんじ。
ものすごく好奇心が強い人ですね。 そういうところ、私とリンクするので、わかりやすいのです。
いわゆる「業界」の内部に通じていたいなら、読んでおいて損はない筈。「縄」の神秘もわかりますよ
「コスメティック」の方が、私のまわりでは評判がいいので読んでみたいです。
雑誌「鳩よ」が、江國香織の特集をしてました。 「少女の感覚」を描くうまさは、やはりこの人でしょう
子供の頃、「女の子」だった時代に感じたことを、大人語に変換して、届けてくれる、みたいなとこありますね
もっともっと人気が出てくると思います。 キレイだしね。
「泉鏡花賞」を受賞した多和田葉子も注目度高いし、坂東真砂子の「13のエロチカ」も評判良いです。
私としては、まちに待った松浦理英子の「裏ヴァージョン」が発売されたことがニュースかな
「親指Pの冒険時代」から7年ですよー 早く読みたいです。
ついに吉本ばなな自選集が新潮社から出ます。第1回配本は「オカルト」最近のばなな、良いです。

天童荒太「あふれた愛」集英社11/2発売 評判いいです。
今、「永遠の仔」深夜にやってるの、知ってました?
大江健三郎「取り替え子 チェンジリング」講談社 
自作中3本の指に入ると語ってるそうですよ

タレント本もたくさん出ます
松本人志のイラスト集「図鑑」飯島愛「プラトニックセックス」東野圭吾「泥の家族
加藤晴彦君「フレンズ」京本政樹、室井滋・・などなど
「バトルロワイヤル」主演の前田亜季写真集・・この映画にいとしの安藤政信が出るってことだけで
心が踊る私です。

芸術書、「トウキョウノーボディ」(リトルモア)っていう写真集、気になってます。
いろんなトウキョウの風景なんだけど、人が一人も写ってないの・・
なんでもないようで、すごいこと、っぽくない?
児童書、「マドレーヌのクリスマス」かわいいです。 訳は、江國香織。マドレーヌファン必見。
雑誌、「カンサイカフェブック」ハナコ編 これいい。いろんなカフェ紹介雑誌あるけど、これいいわ
写真とレイアウトのセンスが抜群。切り口も鋭いよ。オススメ
CREA12月号は、「恋する映画特集」20世紀のマイベストワンをいろんな人が語ります。
ちなみに私は、「カリオストロの城」ハイドも感動したんだよー(笑)

「海外文学」は、次回特集しますねー
みなさま、素敵な読書週間をお過ごし下さい


もうすぐ秋、読書の季節、ってことでちょっとそわそわ
その前に、ビーチで寝転んで本読まなくちゃね。
夏、海水にカラダをさらしとくと、冬、風邪ひかないっていうもんね(琵琶湖の水じゃダメかな)

では、新刊ニュース
ナンシー関のシールブック 9月下旬発売 1200円
これ、流行って欲しいな。。 有名人のイラストシールなんだけど、イラストの横の一言のシュール具合がなんとも良い
児玉清は、「あー、そこを取ってしま・・」 古谷一行は、「一行のカラダ」おすぎとぴーこは、「ふたりっこ」等・・
レジ横に貼りて〜 あ、そうそうおすぎとぴーこといえば、二人が、本についてあれこれ語るらしい番組
「おすぎとぴーこの本ビニエンス」関西では放映ないんですね。 残念・・めちゃ見たいのに
「王様のブランチ」も本のページが盛り上がってるらしいじゃないですかあ いいな。 こっちは「ほんぱら」くらいだもんね

またたび浴びたネコ だったかな、たま、だったかな
なんか村上春樹が、回文カルタなぞを出すそうですよ

つまらぬ男と結婚するより一流の男の妾におなり 草思社から1600円で発売中
伊藤博文の愛妾だった祖母の生き方に反発し、女優修業を積んだという著者、樋田慶子 8/25「徹子の部屋」出演。

ザ・ビートルズアンソロジー 10/5発売 リットーミュージック
ビートルズ自身が語る初のオフィシャル・ビートルズ・ヒストリー 6800円です。

吉本ばななが新刊を出します。「体は全部知っている」文藝春秋 短編集です。
無印良品VSユニクロ 9月上旬発売 ぱる出版 なんかおもしろそう。。
ばななといえば、ダ・カーポのno・449の今年の上半期話題の本、って企画で
「不倫と南米」を評者が全員ほめてた。 それまでのオカルトっぽいものから脱してすごく良くなったって
私も、N・Pくらいの時でいったん読むのをやめてた。 「キッチン」を読んだ衝撃が大きすぎて
あれはもう、ベッドの中で泣いちゃったこと覚えてるもん。 あ、ムーンシャドウの方だったかもしれない
でも、「かつどん」をあんな風に使えるなんて、すごいね。 ゆーみんの「デスティニー」のサンダルみたい
(これ前にかいてたらごめんなさい)
不倫と南米(タイトルは最悪だが、中身は最高。と、あの安原顕も言ってる)いつか読んでみよう
南米、好きだしな
10年前のニッキを見たら「南米、きっといけるわ☆」って書いてあった。(いまだ未踏)

スローフードな人生 島村菜津
食べ物自体を理解すること、質のいいものを食べること、文化を背景に背負ってるものを食べることを
スローフードというそうです。

「ハリーポッターと秘密の部屋」おまたせ本、第2弾9/14発売 1900円
クリス・コロンバス監督で2001年映画化

「本の雑誌」にも書いてあったけど、例の、佐藤亜紀の「鏡の影」がビレッジセンターから復刊された。
平野啓一郎の「日蝕」の盗作疑惑で話題になった本。
なぜか芥川賞受賞後、「鏡の影」は、絶版になった。それも一方的絶版通告らしい。(復刊本の巻末に経緯が書かれてる))
真実がもしかしたら捻じ曲がってるかもしれないので、多くは語らないでおくが、
ちょっと「新潮社」失望したよ。 一番か2番くらい好きな版元だったのに
新潮クレストブックのセンスの良さ、新潮文庫のYONDA?シリーズのアイデア、
それに、太宰の「走れメロス」が世に初めて出たのも雑誌「新潮」 たしか「斜陽」もそう
作家って、いろいろ大変なんだろうな
啓ちゃん(すいません、そう呼ばせていただいてます)には、期待してるんだけどな
今回の疑惑とか、福田和也の「作家の値打ち」での酷評とか、あったけど、
先日、塩野七生と対談してるのテレビで見て、なんか安心するものがあった。
話し方、落ち着いてていい。 なんか独特なの
下鴨本通りあたりで、すれ違いたいな

では、その新潮の新刊ラッシュ
ポール・オースターの新刊「空腹の技法」8/31 2200円
おなじみ柴田元幸訳 デビュー前の批評、エッセイなどと、デビュー10年後の間に行われたインタビュー
バルガス・リョサ「若い小説家い宛てた手紙
これ、絶対読んでみたい。 リョサは、ラテンアメリカ文學(いつかのめりこみたい)の黄金時代に参画した
ペルーの現代作家。 「都会の犬ども」「緑の家」でハマッた人も何人かいる筈。
新潮の小冊子「波」に、江國香織と福田和也が、「朗読者」について対談する、っていうコーナーがありますよ
この「波」とか、出版社が出してる小冊子、かかさず読むんですけど、運が良ければタダでもらえますよ
大きな書店なら、おいてないのかな? ジュンク堂は、「本の話」を100円で売ってるけど・・

放送禁止歌」 解放出版社1800円
これ、おすすめ本です。 まず装丁がシブい! うちの店では、一等地、マンハッタンで言うとティファニー
あたりの位置にどうどうと面陳しました。 唄っているのは誰? 規制するのは誰? というドキュメント番組が
フジで昨年放送されたそうですね。 その番組の演出家が本書の著者らしいです。 私も欲しい本。

今、読みたい本
東電OL事件と、ダズルフェイス読み比べたい
ぐりとぐらとすみれちゃん、不平等社会日本 中公新書 ムーミンコミックス 筑摩書房 読んだ人いわくシュールらしい
月刊小川範子 、などなど。。

次回は、なんか書評のせまーす。


私の中で、夏の季語って、「文庫」なんです。
今年の新潮、角川、集英社、の夏の文庫は、キャラが目立ってるよ〜
お店で購入すると、新潮は、YONDAパンダのしおり。 角川は、ポスペファミリーのしおりが
もらえると思います。これがめちゃかわいい。 特に、ポスペのは、漱石の「こころ」を読んでる、ってのが
いいんだわー ページをめくるのが楽しくて仕方なくなりそうです。
小冊子も毎年楽しみです。 新潮の冊子では、宮部みゆきが、太宰についてコメントしてたり、
角川は、じゃばらタイプで斬新に。 集英社は、326の生み出した「ひさこ」 冊子はタダなので是非本屋で
とってきて読んでみてください。 きっと何冊か読みたくなりますよ。
では、新刊&NEWS

「ソフィーの世界」映画化 プロモでゴルデルと、主演女優シルエ・ストルスティンが7/18来日。
大島弓子「グーグーだって猫である」角川より7/下旬刊行
野坂昭如が、久々に短編を刊行 タイトルは、「少女M」(講談社)
エンコーする娘に性の論理を説く中年男の孤独などを描いた・・ちょっと気になるかも。。
藤田宣永の「指輪」も気になります。
彼と小池真理子の新刊は、表紙を見るだけで、軽井沢に住みたくなる。 もううめぼし状態です(笑)
藤田氏の本で、「樹下の想い」ってのを持ってるのですが、もう読むのがもったいないくらい装丁がいいんです。
時々本棚からとりだしては、なでてる。 まだ1ページも読んでない。 帯の文句だけでお腹いっぱいに満足しちゃう
そんなのって、邪道ですかね?
小池真理子の「官能」の描き方が、好き。全然いやらしくなく、なんだか美しい背骨とか、うなじとか足首の
ツルッとしたかんじとか、高貴な香水の残り香、安っぽくないやつ、そんなものを思わせる。
出世作、「知的悪女のすすめ」は、もう絶版なのでしょうか 是非読んでみたい。
あ、ちょっと話、それたね
「ドイツのサリンジャー」といわれてるらしいベンヤミン・レーベルトの「クレイジー」(文藝春秋)は、おもしろいのかな?
まだ16才ですよ。 表紙のルックスを見ると、ちょいデカプリオに似てなくもないかな? ってかんじ。
最近、「朗読者」のヒットでドイツ文學フェアやる書店増えてるけど、売れるのかなー
ホワイトアウト」がもうすぐ映画公開です。 原作、なかなかおもしろくって、ダムに興味が強まった(KENちゃーん)
でも、新田次郎とか、井上靖の「氷壁」の方が、好きだな
「氷壁」は、高校時代、友人のまこが、手紙をくれて、その最後の1行に、
「井上靖の氷壁、おすすめです。」とかいてくれてたのがきっかけで読んだ。
その頃の私は、読書とは離れていたので、手紙の最後に唐突に本をすすめる、ってことがとても大人っぽく感じられた。
あのころの夏、今よりもっと時間あったのに、いっぱい本を読んでおけばよかった・・

気になる写真集、川村かおりと、恋人MOTOAKIの「トゥルーロマンス
なんだかとてもよさげなのです。 すごく似合ってるふたり、というかんじ。。気になるなあ
7/28 さくらももこ編集長 「富士山」第3号発売。書き下ろし「ちびまるこちゃん」が目玉。
父ヒロシ憧れの長嶋茂雄とご対面、らしいですよ。

雑誌「ダカーポ」449号の上半期の話題の本 超辛口採点簿は、おもしろかった。
中でも安原顕が、「作家の値うち」の福田和也をぼろかすにいってたのが超辛口
本のことは、「インチキ本」「クズ右翼を使う編集者、出版社の見識を疑う」「それに顔も悪すぎる」ときた
(人のことを・・うう却下)たしかに当たってるかもしれない。 ちゃんとこういう意見を言う人も必要かも
というのは、私はあの本を、おもしろい、と思ったし、実際購入した。 作品を採点する、という試みは、新鮮だった。
でも、文學に詳しくない人が、あの本を鵜呑みにするとこわい。確かに危険な本、という声が多いのもわかる。
「金井美恵子に40点で石原慎太郎に90点」これも、絶対逆、という意見が多い。
船戸与一もすごく点低かったので、今回の受賞は、良かったのではないでしょうか
ただ、この本をめぐってのいろんな声が活字になり、得た情報は大きい。どこの世界でも派閥が左右する中、
真実をみすえる「目」を持ちたい。 本屋である以上、「文學」と「文学界」を切り離しては考えられないので
それに福田和也の目が、ふしあなだとは思えないし、鵜呑みにはしないが参考にしたい。
あ、なんかエラソーなことかいてるな
じゃ、次は軽く

このタイトルが好きだ
「毒草を食べてみた」文春新書 それって、 ええのー? や、やばくないー?
「カツラーの秘密」 ちょっとレジにもってきにくいかな?

読んでみたい本
「目かくし」 シリ・ハストベット(白水社)2200円
著者はポールオースターの妻です。「小説は描写とストーリー展開によって優劣が決まるが、本書は文章、ストーリーともに
むちゃくちゃうまい」と、安原顕がほめてたので読みたくなった。 新聞書評に載った時から匂う、と思ってたけど
秋のあたまに読もうかな

読んだ本
「薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木」 (集英社)江國香織 本体1600
これを読みかけて、まず部屋を掃除した。
こんな汚い部屋で、これを読んではいけない。 そう思った。
掃除してもあんまり満足にできなくて、この本を大半、別の場所で読んだ。
そしてほとんどそれは、昼間の時間帯だった。
デパートの清潔なティールームだったり、平日の午後、すいた市バスの一番前の座席だったり、
女性がひとりで、そういう空間で読むための本に実にふさわしいと思う。
ページをめくっていく至福感、 最後の方になるとおわってほしくないくらいだった。
こぎれいなワンピースを着て、白金あたりのレストランで女同志でのランチ、
友人が経営する花屋に愛犬をくくりつけての間に、ひそかに行われる情事、
ひとりで車をとばし、キャンプのテントをはり、「これからひとりでいきていくのだ」と決心する、
何人も登場人物がいて、さまざまな日常の場面が交差していく
そして、「昼間」についてどんどん考えさせられる。 とどめは、これだ。
「それにしても、男というのは不便なものだ(中略)不便な上に気の毒だ。
窓の外はまだ空が青く、雲が速い速度で流れている。この昼間に自由を奪われているなんて。」(文中引用)
昼間は、働くもの。って思ってたけど、角度を変えたら、確かにそのとおりかも
干した布団をいれて、あの太陽のあたたかみに、顔をうずめてそのまましばらく眠ってしまうかんじ
羽毛のような時間を過ごすこと、随分忘れてたような気がする、
でもそればっかりじゃ、ダメな気もする。
自分にとって、何がいちばん大切か、わかってる女、または、見つけた女の物語、
選択することによって、失うものがあることも
でもここに出てくる女性達は、基本的に欲張り。
「SPUR]に連載されてたって知って納得。
そして、私も欲張りだと気がついた。 やはり「きちんと」していたい
もっと部屋、きれいにしなくちゃ
なんだか汚れとか、すさみ、そういったものを1つも身のまわりにおきたくない
そういう気になれただけでも、まず収穫だね。
それに・・キャンプもいきたくなった。 水の音だけを聞いて土の匂いの中眠りたい
ビタビタのヘビ皮パンツをチャーミングにはきこなしたい
一緒に暮らす人を、もっと幸せにしたい
最後に、本を貸してくれた美しい花の名前のお方に感謝を込めて。





安倍晴明陰明師フェア BOOK1999でも触れたとおり、うちのパートさんの力作です。
実際に貴船とか魔界スポットに足を運んで写真を撮ったのを貼りつけてます。

岡崎京子X90年代フェア 「天声人語」や雑誌「SWITCH」で次々ととりあげられた事をきっかけに始めたフェア。
「コミックは文学を超えた」といわしめた「リバースエッヂ」特製版が1番人気でした。単に岡崎京子作品を置くだけでなく、関連する文学作品とからめて全部POPをつけました。W村上(今でもそう言う?)や、高橋源一郎をセレクトして90年代色を濃くしたつもり。その際岡崎京子関連HPには大変お世話になりました。インターポールじゃなくて天声人語も、重い腰あげる訳だこりゃって感じの充実ぶりでしたよ。

新緑が眩しい季節。散歩がてら文庫を読みふける・・・なんて気持ち良さそうですね。フェアの写真をUPしました。
現在は「アジアンテイストフェア」をやってます。いろんな雑誌がベトナムの特集を組んでますが次は韓国がきそうな予感がします。というわけで雑誌特集です。

MUTTS創刊
読者参加型の記事が多くて、めちゃめちゃ面白いですよ。P85の「まんだらけマニア館」行ってみたくなりました。
「うわさの姫子」が1冊400円で、「リボンの騎士」3巻セットが40万円っていうのはちょっとビックリしたけど・・・(姫子世代です)あと、いろんなものが欲しくなってしまいました。。P13の股下がとんでもなく浅いジーンズ。P19のアディダステコンドー(ベイビーピンクのも可愛いけど)など等。。。 面白いネタがある方、投稿してみては?
さっそく6/4の日経新聞の書評に出てました。 素人の情報網羅力が、玄人並・・みたいなこと書いてありました。
そう思う。 下北とか高円寺、普通の雑誌のタウン紹介より、のびのびと書けてて、味があったもん .
次号も楽しみです。

Title
今回はスポーツ特集。表紙には松井選手。
「背番号3は永遠に不滅?」の記事で、海老沢泰久は、長嶋監督こそが巨人軍が抱える矛盾だと書いています。
背番号3の功罪を検証する3本のレポートが見所。
「団鬼六対談」地獄を見た人に会いたい!のコーナー、 ゲストは岸部四郎。凄惨な借金地獄を告白(前号は福永法源でした)

Casa BRUTUS TOKYOベスト100
世界一パワフルな建築、デザイン都市ガイド特集。表紙見ただけで即買いでした(これぞジャケ買い)
東京ドームホテルって都庁で有名な丹下健三だったんですね。けっこう歳なのに背筋ちゃんとしてます(P33)
フジテレビ本社ビルとかの方が有名ですが、静岡新聞、静岡放送東京支社の建築,は、超斬新。
「有機体のように成長するメタポリズム建築として歴史的価値は高い」と、訳わかんないがスゴそう。
P90の、シーザーサラダの写真には癒し効果あり。アボガドってサラダに入れるとおいしいだろうなあ。。。
何よりの収穫は、本の世界では通の人、松浦弥太郎氏のコラムが載っていたのです!
路上で始まり路上に還る。移動古本屋、始めます。
というタイトルでそのコラムは始まっていた。
松浦氏は「エムアンドカンパニーブックセラーズ」という古本屋の店主であった人で、昔NYに在住していた。帰国後、NYから持ってきた「LIFE]をカッターで分解してミニポスターにしてフリマや道端で売ってた経験もある。本屋の店主として安定した後、ふと自分に問うてみた。「面白いかい?」と。しかし答えは「面白くない」。
道端で切り抜きを売っていた頃が一番楽しかった、と気付き移動古本屋を始めようと決心するのでした。
そのtravelling booksellers、めちゃいいかんじです。 イラストが載ってるので、立ち読みでも見て欲しいです。
両サイドのシャッターを開けると本棚がジャーン。中目黒近辺でグレイの2トンロングのトラックを見つけたら多分間違いないでしょう。見かけた方是非ご一報を!
しかしこのP103、デザインといいカットといい実にセンス良くまとまっている。今週のベストオブマガジンページです!

MONOマガジン
コーヒーショップ大研究特集。 最近、街のコーヒーがウマくなったと、思わないですか? 私は、そう思います。
なにより、女性一人で入りやすい店が増えたのが嬉しいですね。 やっぱ、家からワンクッションおいて、職場に行きたい派
なので、近所にスタバとかあったら、もう毎日行きますね(実際は、ミスドにほとんど毎日行く。でもコーヒー、うまいよ)
セガネードザネッツティとか、(イタリア文化バール式カフェ)ジャワコーヒー(9割が女性客ってのがひかれる。)に行ってみたいかな みどころは、P46の、有名コーヒーショップの制服図鑑。 私は、ジャワコーヒーのがいいな、と思った。
(テリーは、エスプレッソコーヒーがいいらしい) コーヒー好き、制服好き?な人なら、絶対損しない1冊ですよ。
今度、カフェページに、コーヒーショップ研究をアップします。 来週、神戸までカフェ&雑貨ショップめぐり行くし・・
神戸WALKER,6/20創刊です。 北海道WALKERも出るよ

anan いよいよ次号は、毎年この時期恒例の、「セックスできれいになる」特集 しかも6/9発売!
見所は、話題の人(誰かはまだ明かされてない)が、禁断のヌードを披露するらしい
誰なんでしょうね〜 椎名林檎だったら(ありえない)スゴすぎるけど、椎名桔平の裸身は、もう見飽きたぞー(ウソです)
椎名、といえば、「へきる!」と、いきまくそこのあなた、ごめんなさいー
内田春菊の「あなたも名器になれる!感じる女になるトレーニング!]は、美容院でもし見てたら開きにくいページですね
・・・しかし気になるぞ

その他NEWS
文庫夏の100冊の季節がやってきました。 今年は、角川のキャラクターが、なんとポスペのモモらしい
YONDA?君と対決、どうでるか楽しみです。

5/5 国際こども図書館 上野公園にオープン
安藤忠夫建築ということでも話題です。 1階のカフェテリア、行ってみたいな
5/13 「沈黙」のふるさと、 長崎外海町に遠藤周作文学館オープン
6/29 サテグジュペリ生誕100年 フランスのリヨン空港が、サンテグジュペリ空港に改名。

新刊情報、書評、は、次回のせますね
とりあえず、おもしろそうな新刊は、東野圭吾「予知夢」 ネットコラムニスト、田口ランディの「コンセント」
久々の海外文学ヒット、「朗読者」新潮クレストブックより発売中
天童荒太と船越桂 黄金コンビの画文集、 ブリジットジョーンズの日記きれそうな私の12ケ月、
三島由紀夫賞受賞作、星野智幸 「目覚めよと人魚は歌う」 新潮社
「ラテン系日本語の発明」っていうのが、なんか食指が動くねえ。 それに彼のルックス、食指が・・(以下削除)
セックスマシンガンズ」について知りたいって人、本が出ました。「好き」シンコーミュージックより。
あと、今出てる音楽雑誌の表紙にバンバンでてます。 旬ですねえ
ロッキンf」に、椎名林檎歌唱法の特集あり。です 巻き舌攻略法とかのってましたよ。


では、みなさん、雨の日の休みの午後には、ベッドで読書のひとときを・・
もちろん、事後でも事前でも、最中でも・・
雨の音は、すべてを柔らかく包み込むでしょう。
そして、表にでればあじさいの紫・・
つゆって1年で一番ロマンチックかもね。


櫻の季節ももう終わりですね。
今世紀最後の櫻、堪能しましたか?
私は、やはり円山公園の枝垂れ櫻に、今年も感動してしまいました。
それと、近所の川べりの櫻がすばらしいこと、発見できて良かったです。
毎年の、楽しみがひとつ増えました。

ところで、4/23は、サンジョルディの日です。
愛する人に、本をプレゼントする日ですよ
うちの店は、毎年(ってまだ昨年しかやってないが)
サンジョルディコーナーを、4/23のみ1日限定でつくって、
バラ(お金ないので1本差し)をさりげなく飾っておくのですよ
そういう、してもしなくてもいいような部分でも、
本に関わるならわしなら、とりあえずとりいれよう。って毎年やってます。(ってまだ2回目ね)
みなさん、ステキなサンジョルディをお過ごし下さい。

では、新刊紹介から

作家の値打ち 福田和也著 飛鳥新社(本体1300)

ミステリー&エンターテイメント&純文学作家100人の主要作品を100点満点で採点。
究極のブックガイド、と帯に書いてるので、どれどれ、とめくってたらけっこうおもしろそうだし
書店人には必携かな、特に文芸書担当には。なんて思って即買いました。
90点以上は、世界水準で読まれるべき本らしい。
ちなみに、最高点は、96点
仮往生伝試文 古井由吉
ねじまき鳥クロニクル 村上春樹
わが人生の時の時 石原慎太郎
最低点が、バースデイ 鈴木光司で17点
作家一人一人にイラストがついてて、(相澤裕美イラスト)それがまた、似てる!
これだけで、もう読んでみたくなったでしょう?
註:本好きなら、ね。
福田和也、さいきん精力的です。「ろくでなしの歌」もでたとこです。

現代美術ガンダム (リトルモア)本体1800
ミナミトシミツ+勢村譲太作品集

この本、めちゃくちゃ欲しいのです。 というか、こういう本が売れてほしいのに
うちの店ではまだ1冊も売れてないのが、なんだかな〜 です。
ガンダム好きな人は、とりあえず買おうよ。
私は、ニュータイプだ。って人も買おうよ。
中学の時、好きだった子が、「ニュータイプだから」ってよく言ってて、
私もニュータイプになるなる。とか思ってた。その頃の私は、じゃ、ガンダム見て
話あわそ、とか、まだ思いつかなかったのかな? ダメじゃーん
「僕たちのカラダにはガンダムが流れているのだから」ぐらい言えなきゃね(ガンダム芸術宣言)
他にも、気になるキーワード炸裂。
ロボット三原色 マジンガーzエヴァンゲリオンガンダム・・とか
シールドに封じ込められた僕の半生・・とか
Gンダムのタトゥー、シールとして本についてたら、即買いだったのに
でも、粘った末、ジャケ買いになる可能性を秘めている当店の爆弾本。。

コミック、すごいですWEEK
新刊目白押し。ドラゴンヘッド、10巻遂に完結編です。 サイコの5巻でしょ(WOWWOWでGW放送あるよ)
バガボンドも出ました。 サイコや、清涼院流水の文庫「トップラン」幻冬舎(これ、ジャケ買い)
の表紙イラストで人気の田島昭宇が今、気になります。
雑誌季刊コミッカーズも、今の号、表紙イラスト書いてます。テーマは少年、少女(よさげでしょ)
え?すめらぎなつきの絵の方が好きって? 失礼しました。

このタイトルが好きだ
家政婦は見られた 公式ガイドブック 音羽出版(本体1400)
なんと、帯で自ら市原悦子が、「推薦します」って書いてるんですよ。すごいわ
ユーミンがはまるだけあるわ、ってかんじです。

高井麻巳子が本を出したと思ったら、渡辺美奈代も出しました。
その名も「いつまでもアイドル」 中に、親子参観日の写真みたいなのがあるのですが
さすが、元アイドルのオーラがでています。 派手です。 他のおかあさん、おしゃれしがいがなくなるんじゃないでしょうか・・


久々の更新です。 前より忙しい日々ですが、
忙しい時こそ、更新。これ常識。ってなんかヘンな考えを起こしてしまいました。
だって、今のままじゃただのノロケページですからね(笑)
やはりなにかしらのお役立ち情報を載せた方がいいと思いまして・・
では、本の情報!


またせにまたせた「サイコ」コミックの方、4/11日発売(なんかまた伸びるのかも・・)ノベルズの方はもう出てますよ。
週間読売が、改題「YOMIURI WEEKLY]になります。
幼児と保育 4月号 (小学館)の付録、歌ってあそぼCD、ラブマシーンのカラオケ入りです。
お子様とご一緒にどうぞ
ブラックジャックをモックンが! 演出は大ヒットドラマ「ケイゾク」の堤幸彦
この「ブラックジャックボックス」ってのがすごいんです!ピノコフィギアとかいろいろついてます。
詳しくは書店にてどうぞ
チチンプイプイ(文藝春秋)4/中発売
宮部みゆきと室井滋の共著です。おもしろそう。 室井滋、ミステリ執筆初挑戦です。
クロスファイヤ」も映画化だし、宮部みゆきは、21日「ぼんくら」(講談社)も出ます。
ゾマホン 小学校を建てる(河出書房より4/20発売)
ついにゾマホン、母国ベナンに学校を開校。 これは、立ち読みせねば(買えよ〜)
ベッドサイドマナー
ERなどでおなじみのジョージクルーニーが、本を出します。タイトルがすごいですね
のはずが、タイトルが「スピークスER]に変更になって発売されたようです。
恋愛、結婚などについて語るそうです。 これも立ち読みケッテー(もち、ファンは買ってね)
しかし、手足長いし、白衣似合うし、イイ男ですねー 私としては、もう少し崩れてるほうが好みです。
といいながら、外タレ系では、アンディガルシアびいきだったりする。おもいっきりハンサムじゃん!
ラテン系だからいいのだ。 私も、マトリックス見たら、キアヌをいいと言い出すのかな
それが怖くていまだ見れない。。 しかし、それはヒジョーにもったいないので、近い内、見るつもり

15日発売の西村京太郎の新刊「女流作家」は、衝撃の自伝的小説ということで、話題です。
そのタイトルの作家って、山村美紗じゃないかしら・・とキャンディおばさんは思ってしまいます。
なんか、ウワサありましたもんね。 京都の豪邸見学にいこうかしら 清水寺に桜見に行く帰りにでも。
30日 「京極夏彦「怪」ー巷説百物語のすべて」が出ます。(角川)どすこい(仮)が大量に残ってしまってる
うちとしては、並列して売り切ってしまいたいものです。 装丁めちゃ凝ってるし、内容もよさげなのに、たくさん
仕入れすぎてしまいました。
永遠のこ」ドラマ化ですね。キャストがかなり期待できます。4/10からです。みなくちゃ
池袋ウエストゲートパーク」石田衣良著 (文藝春秋)もドラマ化です。こっちも見なきゃ
4/30秋元麻巳子、そう、元おにゃんこクラブ。現在秋元康夫人。彼女が本を出します。
二人暮らしのお取り寄せ」(角川)これは立ち読みしたいかな 時々婦人雑誌にでてますね。

エクニカオリの新刊出ます。 4/26集英社から発売。楽しみですね。
神様のボート」の感想を、チョコのページにかきました。
エクニさんの感覚って、すごい理解できる。
私も、童話をすごく読み込んだので、そこの部分かな
エクニさんは、環境もあると思うけど、いろんな絵本に触れてきて、糧にしてる。
エクニ経由で、読み返した童話とか多いです。 センダックの「かいじゅうたちのいるところ」とか・・
エクニさんが読んだ絵本に関しては、「絵本を抱えて部屋のすみへ」って本に詳しいです。
あと、外国の絵本の翻訳もいくつかされてます。 私が特に好きなのが、
海辺のくま」グレイ・カーミッシェル 訳エクニカオリ BL出版(1200本体価格)
今、「いつでも会える」菊田まりこさんの本(ななこなでしこ のCMでおなじみ)が大人気ですけど
話、めちゃめちゃ似てる。私はこっちの方が好き。 大切な人について気ずかされる本 。 トイレに置いてます。

中上健次の遺稿ノート公表
6月に太田出版から刊行される「中上健次の世界」(仮題)に収録されるそうです。
中上紀さんの「彼女のプレンカ」(集英社)読みたいと思ってる。 理由は、もちろん中上健次の娘の小説ってことと
すっごく美人なので、ちょっと気になるから。 あと、和歌山県人が今、気になるので(あるボーカルだけじゃないよ)
笙野頼子が文壇にでてきた時、どっかの記事で、「顔も文章も中上健次級」って書いてあったけど、
ホメ言葉だなあ・・と思った。 でも「レストレスドリーム」は、前衛すぎて私の脳みそは、ちょっと幼稚でついてけなかった
でも、装丁とか好きなので、大切にとってある。 松浦理英子との対談のやつも。

このタイトルが好きだ
「健康のためなら死んでもいい」 藤松忠夫 ソディアック 本体1600
死んだらおわりやん!と思わずつっこみたくなる。

太田出版といえば、「バトルロワイヤル」
借りて読んだんだけども、やっぱり手元においときたくて、いつか買うつもり。
殺し合い・・の話なので、受け付けない人は、たくさんいると思うし、本として出版されるまでも、
長いいきさつがあったみたい。 しかし太田出版はさすがです。あんなすばらしい装丁でこの本を出したこと、
正解だったと思います。 私がこの本を読んで思い出したことは、「クラス」
もう30代になってしまったけど、かつて自分には、4月ごとに新しい「クラス」っていうものが待ち受けていた
そんな日々を思い出した。 机、バス、うしろの席、出席番号、 制服、アイドルの切り抜き、 好きだった男の子、
2番め、あるいは3番めに好きだった男の子、憧れの先輩、そんなものぜんぶ。
最後は、一気に読み通した。ってかんじ 途中でやめられないもの
一番感動したところは、 秋也のことを好きなクラス委員だっけ? な女の子が、彼の傷をぬってあげたとこ
「おさいほう道具で、ちゃんと縫ったの」みたいな(正確でなくてごめんなさい)こというんだけど、なぜか泣けた
裁縫道具で、好きな男の子の傷を縫う・・その情景を浮かべただけで、なんともいえない気持ちになった。
いつか映像化するのだろうか・・ その時は、是非、直江喜一と沖田・・うう、もういないんだった 哀しい。。
もう新田純一か竹本孝之しかいないね(こだわるなあ) 川上麻衣子もね。ボーリングうまいし、歳は問題ないね
出演者に、「武田鉄矢」とあったらもうそのクレジットの確認するだけで1500円払っていいかな・・
久々に画面いっぱいで説教されるのもいいかも (2001年に、深作監督が映画化するという話らしい。先生はビートたけし)

バトルロワイヤルについては、いろんな関連サイトで、その後の小説を展開してたりして、盛り上がってますね
「バトロワ女子中学編」とか、「秋也と典子のその後」とか、イラストとか書いてたりして、けっこうおもしろいです。
みんな、あの例の地図を書くのよね。 私も、なんかかこうかな・・喜界島が舞台とかいって・・さとうきび畑、Aー3とかね