ラルクアンシエル2000REALライブレポート

名古屋初日
大阪1日目
東京3日目
行きました。
「ネオおっかけ」ってとこですかね
名古屋1日目は、ベッドに書いたとうり、
到着したらもう3曲&MC終わってた。
席についたらちょうど「LOVE FRIES」の冒頭
「果てしない君のもとへ」
これが生ハイドの第一声。(WORRIED HEART~であってほしかった)
セットは、無機質で、宇宙的。
名古屋は、Aブロックで前から15列めだったのでかなり期待していたが
ステージがかなり遠く、細かい表情はやはりスクリーンでないとわからない
しかし、スクリーンに写るハイド、美しすぎ。思わずため息
これを、ずっと見ていられるなら、どんなに甘美だろう・・
ラルクのライブは初めてなのだが、ハイドの声の調子は思ったよりずっといい。
でも、音は、やはりドームは良くないかな
アリーナは、まだ良い方だと思う 東京ではスタンドだったけど。
たしかに意識して聞くと音、特にギターの音割れが素人の私でもちょっとひどいかも・・
って思った。
しかし私は、とにかくハイディを感じればそれでいい。って目的で来てたので
別に気にしなかった。
でも、今回のツアーでの収穫は、ハイドだけでなく、他のメンバーの魅力もわかったこと。
「ラルク」じたいを、もっと深く追求していきたい。と思うようになったことかな
てっちゃん、ライブ行くまで実はあんまり好きじゃなかった。
なんか自分勝手でえらそーなイメージがあって・・
歌詞で、ファンのこと非難してるようにとれるものもあるし。
でも、最近てっちゃんがいなかったら、ラルクここまでなってなかったかも・・って思うようになってきた。
というか、ラルクの音楽のベースライン、好きです。
ラルクは、メロディーがいい。って評価が高いのは事実。
でも、実際私が好きな曲って、ケンちゃんの作曲のものが多いけど
あと、ゆっきーのドラムの展開もクセになる。 教職持ってるとことか、読む本のセンスとか好き
まあ、なにがなんでもハイディなんですけどね。。やっぱ「詞」がいい。
名古屋では、初日ということもあって、
「初々しいな〜」を連発するハイド
あと、今回のツアーの中で、一番MC多かったんじゃないかな
少なくとも私の行った3回の中では、一番多いし、曲も多かった。
「TIME SLIP]も聞けたし、なんといっても新曲「アネモネ」が聞けたこと。
東京3日目も歌ったので、私はラッキーにも2回も聞けました。
バラードなんですけど、今までのラルクのバラードと少し違う。どの曲とも似てない(すいません、全曲知らない
ので、私の知ってる曲内で)ピアノとストリングスの壮大なバラード、って各音楽誌も書いてた。
ケンちゃんの曲っぽい気がした。ガットギターかっこよかったし。聞けば聞くほど味が出そうな曲だった。
名古屋では、「君ら、宇宙一早く新曲聞けてしあわせやなー」ってハイド言ってた。
でも、「どうなのよ?」って客席によびかけても反応いまいち。 せっかく名古屋、いいステージだったのに
客席の盛り上がり度は、悪い。私のまわりもけっこう棒立ちやったし・・
名古屋の歴史で、なんか要因あったか調べたくなるくらい・・
大阪、東京の盛り上がりは良かった。
でも、大阪では、カメラのシャッターが光って、とっても残念。
トータルで見てやはりファイナル前、ってこともあるんだろうけど、東京は良かった。
アンコールも、WAVEで盛り上がって、マフラーとか上着とか投げてるのが見ててもおもしろかった。
やっぱり、楽しみ方がスマートで慣れてるかんじ?がしたな
ハイド的には、ヴィジュアル名古屋5 東京3大阪2(風邪ひいてたみたい)
大阪、東京では、マリリンマンソンを意識?した桜井敦司風メイクでアイライン濃いめ。
名古屋は、一番自然なかんじでした。 お肌の調子もよさげで金粉とか浮き出てきそうでした(笑)
歌声 名古屋5 東京4 大阪2(これも風邪のせい)かな
曲順とかMCについては、ヤフーとかいろんなHPでやってるのであえてここではかきません
ライブ自体についてまとめてみると
やっぱりラルクはモンスターバンド、って確信できた。
「プロ」を感じさせるのは当然のことだけど、高いお金払ってまで見るもの。に充分値するステージで
満足できた。 ビジュアル的にも、名古屋の「バタフライスリープ」の蝶の美しさ、ラストの火柱(これは名古屋でしか
なかった)STAY AWAY の迷路のような幾何学模様、「FINALE]のオープニングで、PVを使って、ツインピークスみたいな
丘をバックに4人の映像がひとりずつ映し出され、(ハイドの時毎回「キャー」の音量がもう「フル」なのよ。 お約束のように)
「チャラララー」とはじまるのとか、評判良かったみたいですが、やはり[A SILENT LETTER]のすばらしさは、逸品。
これは、今回のライブの一番成功したところはないかと思う
ネットを徘徊しても、「アルバムの時は、特に好きではなかったけど、ライブ以来はまってます」という意見が多い
私もそのうちのひとりです。この曲を名古屋で聞いてから(ワケありだしね)虜になってしまった。
また、ハイドのハイトーンボイスが、ライブで最も映える曲にぴったり。
それを、ミラーボールを使ってうまく演出しましたね。 あれ考えた人、えらい。
詳しく映像を言うと、
背景のスクリーンに、まず英語の手紙のような文がタイプで打たれるみたいに出てくる
男性の低い声で、その文字が読まれる
「GOOD BYE GOOD BYE・・・」の時、大阪で「ヤダー!」って叫んでた子がいて
ネットで「あいつ何かんがえとんや」とかあったけど、まあ最もだけど、ライブは行ったもん勝ちで
それぞれが思う存分ハメはずしていいんじゃないかなってのが私の意見。 でも迷惑かけるギリギリ手前でね
メンバーが聞いて?って思うことはしない方がいいし。
で、背景が夕焼け色に染まり、ハイドが手にミラーボールを持って歌いはじめる。
ほんとに、そっとやさしく持ってるのです。 あれはいい絵だった
小さいハイドが、小さいものを愛でてる、でも歌っていくうちに、
ハイドもミラーボールも大きく宇宙のごとく広がってくみたいな・・
で、間奏に入ると手からミラーボールが離れ、ミラーボールはゆっくり螺旋をえがいて上へ上へとあがっていき
てっぺんまでいくと、クルクルまわって、光もまわって会場を包む。ちょうど歌のサビのところと同時になって
絵的にも音的にもハイド的にも最高潮です。 鳥肌がたった。
「最後に鳥肌たったのっていつだっけ?」ってくらいの感動でした。
聞きながら
名古屋では、大切な人を思い、
大阪では再びかみしめ、
東京では・・
今年よく頑張った(特にリニューアルオープンの時は苦しかった)自分へのごほうびでここまで来たので
「来てよかった」っていう実感と、
自分にとっての大切な時間・・について考えた。
人生の大半を、特に今年は、仕事の時間に費やした。
でも、本来の自分にとっての大切な時間、かけがえない瞬間って、
今こうしてる時間なんじゃないか
仕事してる時の自分より、今の自分の方が本来の自分なのじゃないか
そんなこと考えた。
もちろんここにこれたのは、普段仕事を頑張ってきたからであるのだし、
だからこそそういう時間が輝くとわかってるけど
忙しすぎるのは、なにか大切なものが削られてるような気がする。
「きずいた」のかも・・またそのへんについてはベッドに書くとして・・

あと、「真実と幻想と」
この曲は発見だった。 まだラルクファンとして浅いので、知らなかった。
ー肌を刻んで詩人は血で語るー
こうゆう歌詞、キャンディさん好きでしょ、って誰かに言われそう 。そのまんまですけど好きです。
ハイド、背中に天使の羽のタトゥーいれたしね。私の行ったライブでは、半裸なかったので(残念)
さきっぽさえ見れませんでしたが
「カスバ」とか「ガイタ」とか「ベリーダンス」とか言う時のハイドの発音がやけに色っぽいし
やっぱラルクの醍醐味って、耽美系よね。と私は思う。 男でも惚れるわ
てっちゃんとハイドがからんだりすると、見ててほっこりする。と同時に、
頭の中で官能小説のシナリオを勝手に組み立ててしまう(やばっ)削除! だってきれいなんだもん!
それでいて、盛り上げるところは、ちゃんと盛り上げる。
「ヘブンズ・・」「ドイバーズ・・」「ダイブトゥー・・」とかは、かなり盛り上がり、「ハニー」では
もう手扇子、手扇子の波、波、
ライブハウスの時は、ハイドが「あれ、やめよう」といったらしいけど、ドームでは多かったねー
私は、昔の曲より今の方が好きなんだけど、昔のファンは口をそろえて「昔がいい」と言う
それはそれで仕方ないし、個人の自由と思う。
なんでも変わっていくものなのだし
でも、確かに大阪では、なにか物足りなさを感じた。
あまりにMCが流してるだけ、って気がした
クールなのは、特徴でもあるし、「わかるファン」だけに絞っていい時期だと思う。
でも、いでまゆみと同じ意見で、やっぱ初登場は1位でいてほしかったな(GLAYに負けた)
今回のライブレポートをいろんな音楽誌で見てみたけど、どこもほめちぎってた。
というか、こじんまりうまくまとめてたという印象。
1誌くらい辛口あってもいいのに。
だからネットでの悪口がひきたってしまうのでは?
嬉しいようでちょっと残念というか・・
素人の私で物足りなさを少しでも感じたのならなにかあるはず
それがなんなのか知りたいのに・・
音楽用語くらい、勉強するからさ

でも、マジで良かったもんね。
ハイドの歌ってる時の顔ってほんとにいい。
あれをスクリーンでずっと見れただけでももう満足。
なんだかわけのわからないライブレポになりましたが、今後もますます深みにはまっていくことでしょう
名古屋で、ハイドと目があったので、それだけでもう今世紀はいいです。(ほんとだよー)
ペットボトル、こっち側一回も投げてくれなくて残念。 距離的にはゲットしやすいとこにいたし、
まわりおとなしかったし・・
大阪で、てっちゃんがバナナ投げた時、ハイドが「やさしくてあげてね」って言ったのがかわいかった
あと、すごく月並みだけど、東京の時
「今夜はとっても気分がいいぜ」って言ったのが嬉しかった。
はいどくん、今ええ気分なんやーって思うとね。
うわさによるとHONEYが来てたとか・・
新曲に入る時も「愛する人へ アネモネ」って言ってたし・・
まあ、新庄もハイドも、ひとりの人をずっと大切にしてていいんじゃないの?
いや、聖子ちゃんが悪い。ってワケじゃないけど・・

「PIECIES]歌ってた時のハイドが見納めだったんだけど、
その表情をずっと見てて、「この人ちゃんと歌ってる」って思った。
やっぱり「CD」と「テレビ」だけじゃわからない
「リアル」でないとね
当たり前のことなんだけど、「ハイドはちゃんと歌ってた」って確認できて良かった。
今回、名古屋、大阪、東京、とまわって得たものは、なにものにもかえられない「実感」
ラルクは、「実感」を与えてくれるから 好き。
そして、また追いかけるの・・かな?

コンサートグッズの「ラル缶」を買いました。
中身は、アネモネの球根。
私にとってはじめてのガーデニング。
毎日土を触ってます。
花が咲いたら それも「実感」
咲かせられなかったら「花葬」かな?


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