二日目


秋田6:24→7:37東能代7:56→11:53五所川原
五能線だ!しかし疲れのためか熟睡
一瞬起こされ「わ、ステキ」と思ったのは覚えてる(千畳敷も一瞬見たような)
水しぶきの一粒一粒と岩壁が今まで目にしたものと又別物
津軽の荒々しさとはこれか・・・と
しかし睡魔におそわれ終始船にゆられる
このことをほんとうに後悔している、だから又絶対近い内津軽に行くのだ!
五所川原から津軽鉄道”走れメロス号”風鈴列車にのりこむ

冬のストーブ列車にも乗ってみたいなー
車内は津軽弁の嵐。もーワケワカ
しかしここでもスリープシープ状態
金木着遂にあの金木に!感激しまくり。駅には「太宰のふるさと」と、木の板に書いてある
「津軽文庫」っていうのが設置されてるんだけど、太宰の本一冊もなし、まずは斜陽館へ

駅から5分くらいですぐに到着、金木はとても周りやすそうですよ。斜陽館は写真そのもの
宿泊できなくなったのはちょっと残念ですが小さい頃の太宰が確実に住んでたんだと思うと感無量
ビデオが見れたり太宰にまつわる展示物があったり・・・
「人間失格」いろんな国で発行されたものが並んであったり・・(イギリス版「人間失格」の表紙の挿し絵が印象に残りました。太宰が実際に着ていたマントや直筆の手紙などが見られて感激!)
斜陽館のまんまえにお土産屋さんがあって太宰Tシャツとか太宰餅、斜羊羹、などいろいろありました
奥の食堂には「太宰ラーメン」なんてネーミングのものもありました
私は絵葉書と太宰餅(箱がかっこよくてずっととってある)太宰治ブックボトル(これ一番かっこいいと思う。津軽 太宰治って書いてて斜陽館のイラストがあるの)津軽のこぎん刺しの財布(赤いリンゴの刺繍がある。なんか津軽ダマシイを感じて)を購入する
そして次の目的地、雲祥寺へ。斜陽館からすぐです。住職さんのHPとおなじ山門に出会い感激する。いよいよ地獄絵と対面
(太宰の「思ひ出」に登場する)「は、なんて美しいの」が正直な感想。地獄絵=恐ろしいもの とは限らない
「私には地獄絵、とても美しく見えました。なんでも実際見てみないとわからないものですね」
と記帳しました
すぐ上には昆布さんの書き込みが・・・こんなところでお会いできるなんて♪
住職さんは、忙しい時期だろうと思いそのままこの日は立ち去ったが今度来た時はお会いできるといいな
そしてとぼとぼと芦野公園へむかう
途中「太宰治 思い出広場」に出くわす。ここは是非金木ツアーの際に訪れ語りましょう(行ったらきっと笑います。というか金木巡りのツボですよー。理由は今は言えないけどとにかく行ったらわかる)
芦野公園・・・普通の公園だったけど「津軽」読んでから行ってください。ここについてのすごく素敵な記述あり
その内容は・・・とにかく読んでみて。太宰のこういう表現のうまさに私は毎回落とされています
結局4時間くらいしかいなかった金木だけど1回目はとりあえず足跡を残すということで次回またゆっくり行ってみたいです
おいしいラーメン屋さんとかもあるみたいだし。
帰り、金木駅で写真をバシャバシャ写す。 今も部屋に飾ってます。
19:21五能線→青森21:30くらい
連絡船跡を見て、ああ遂にこんなところまで来てしまったよー。と実感
ホテルを4,5軒ハシゴするがどこも満杯。やはり予約しとく方がいいかも。
やっとJAL CITYホテルに空室あり、きれいなホテルでした


3日目に