三日目


→青森→八戸→盛岡
サイフを列車内に忘れた時、おさげの少女がハアハアと息せき切って走って追いかけてくれて渡してくれました
その少しほほが赤く目がクリっとした笑顔、焼き付いてます。ありがとう
「東北の子はめんこい子が多いのー」とテリーくんも言ってた
とりあえず制服の女の子がいれば機嫌いいのでこっちも助かる(笑)
ここの車内で「津軽」を読み終えたのだけどラストのところで号泣してしまった
列車の中で泣くなんて、しかも満員
しゃくりあげるように泣いたのってどれくらいぶりだろう
たまには泣かないと目もきれいにならないっていうけどもうあとからあとから涙は出るしどうしようかと思った。
でも我慢できなかった。頭の中がいろんな思いでパンパンになる
と、頭なでてくれた。 その時私が1番してほしかったこと、それをわかってくれただけで充分です。
「俺が泣かしたみたいじゃない」って焦ってたみたい(笑)恥ずかしい思いさせてごめん。
こんな北の果ての地まで一緒に来てくれてホントにありがとうね。
列車の片隅の風景と、読んでる太宰の文章がシンクロして、又、泣けた。 とても、凝縮した時間だった。

盛岡着
私はここのアナウンスを楽しみにしていた。ユーミンのある歌(緑の町に舞い降りて)の歌詞に「MORIOKAというその響きがロシア語みたいだった♪」ていうのがあって、いつか私も聞いてみたいと思ってたから。でも、ロシア語に聞こえなかった(爆)
私の感性なんてまだまだ18歳くらいね(笑)

そして仙台へ
憧れの仙台。少し時間できたので、駅の周りウロウロ。大きな電気屋さんのネットコーナーで、「今、仙台」と、打ち込んだ。

仙台→福島→黒磯→大宮→新宿→三鷹

真夜中過ぎの三鷹を歩く。二ヶ月前の光景がフラッシュバックする。
ガストで朝まで過ごす。私は真夜中なのにケーキをパクツく。ケーキは私のガソリンなのだ(笑)

四日目に