REACH FOR THE NOTH GROUND

Twilight Express
2001.Kyoto⇔Sapporo


はじめまして、TERRYです。(笑)
皆様お祝いのお言葉、ありがとうございます。
ウチの奥さんもトワイライト乗車記を書いているのですが、あれではこちら的に納得できないので、ちょっと(いやかなり)スペースを借りて足りない部分を”鉄ヲタ編”としてここで書かせていただきます。興味の無い方にはちょっと分かり難いかも知れませんが、これを読んで乗りたいと思っていただければ幸い、萌えてもらえれば更に幸いです。(笑)

序章 〜旅の始まり〜

事の発端は奥さんの実家からのお電話でした。どうやらあちらでは大々的な結婚式なんぞを執り行いたいらしく、折角だからハワイで挙式を挙げてこいだとか、かなり無茶な事を望んでいる様子。しかしいくら費用を負担してくれると言われても、こっち的(特に僕自身)には、それはちょっと・・、と言ったところでした。いきなりパンフ送られてもねえ・・(苦笑)。前々から「式はしない」「写真だけ」と決めていた二人だったので日に日にしつこさを増してくる挙式攻撃をいかにかわすか頭を悩ませていたのですが、その時ふと口走ってしまった秘めたる願望「トワイライト乗ってみたいなあ」が、まさか現実になってしまうとは・・。どうせチケットなんて取れないし(トワイライトは人気列車なので)いい逃げ口上になる筈が、なんと言いますか、ここまでくるとすばらしいまでの親ばかっぷり、旅行会社を巡り巡って、取っちゃいました、トワイライト。う〜ん、すごい。
GW真っ最中のトワイライトなんて、一ヶ月前でよく取れたもんだ(実際、奇跡的だと言われたらしい)。
まあ、ホテルの宿泊券と挙式がセットになったプランだから取れたのでしょうが(そこまでして式を挙げさせたいのか)、こりゃもう行かない訳にはいきません。有無を言わさずハネムーン決定。乗れるんだったら式でもなんでもやっちゃいますよそりゃ(笑)。そんなこんなで半ば強制的に(しかし嬉しい誤算)、トワイライトでの北海道旅行が実現したのです。

第一章 〜いざ、札幌〜

旅の日も決まり、何日か眠れぬ日々を繰り返して5月1日、やって参りました京都駅。切符は大阪市内からになっていたので、本来は始発の大阪から乗るのが王道なのですが、なにぶん時間にはルーズなお二人、ここは無理せず京都から乗車です(大阪−京都間ではうまくいけば札幌発のトワイライトとすれ違う事もできるのですが・・)。奥さんの方も北海道への二人旅でかなり浮かれている感じですが、こちらにとっては行き先なんかどーでもいい(笑)。たまたまこの列車が札幌行きだから行き先が北海道になっただけで、もし九州なら九州、他の地方なら他の地方。要は「乗る事が最大の目的」なのです。鉄ですねえ・・。ちょっと早めにホームに入り買い出し等をしながら(車内販売はほとんどありません)待つ事およそ20分。アナウンスと共にトワイライト入線。この列車専用に塗装された電気機関車、EF−81()に牽引された全10両のシックな車両が静かに目の前に停車します(色は濃緑、従来の”ブルートレイン”とは敢えて違う配色にしているあたりなかなかおしゃれ、というか、JR北海道、東日本の「北斗星」を露骨に挑発してますね(笑))。

乗り込む車両は9号車、一番安いBコンパートメント。所謂「開放寝台」と呼ばれる極々スタンダードなブルトレ系寝台車両です。何故か乗り込む時には意味もなく「銀河鉄道999」を思い出してしまった。それくらいまでに(?)旅情を掻き立てる心憎い列車なのです。



さてここで列車自体に関する基本的な解説などを少々。「トワイライトエクスプレス」は、大阪−札幌間をおよそ22時間程かけて走破する寝台特急です。経路は大阪から京都−湖西線(琵琶湖の西側)をJR東海の勢力圏をあえて迂回するように(笑)通って日本海側をひたすら北上、金沢、富山、直江津等を通過しながら青函トンネルをくぐり、北海道上陸後は函館本線から室蘭本線を経由して札幌まで到達します。車両編成を簡単に書くと下の図の通り。

1号車 2号車 3号車 4号車 5号車 6号車 7号車 8号車 9号車 10号車
A2
Aロ
A2
Aロ
食堂車 サロンカー
シャワー室
B1
B2
B1
B2
ミニロビー
B1
B2
電源車
スロネフ25 スロネ25 スシ25 オハ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネ25 オハネフ25 カニ24
大阪方面← →札幌方面

A2=スイート(二人用)
Aロ=ロイヤル
B1=シングルツイン(一人用個室)
B2=ツイン (二人用個室)
B=Bコンパートメント (開放寝台)

A2(スイート)は補助ベット使用で3人で利用可能です(3人目からは別料金)。
B1(シングルツイン)、Aロ(ロイヤル)は補助ベット使用で2人で利用可能です(同じく別料金)。

Bコンパートメントは4人で利用すると個室になります(要するに4人部屋)。

表の3段目は各車両形式です。大雑把に言えばス、オ、カは車両の重さ。ロ、ハはグレード(昔は3段階でいろは順に表示していました。現在では一番上級の”イ”が廃止され、が一等、ハが二等になってます。要するにグリーン車とかA寝台とか上等なのがでそれ以外の普通のはですね)。は緩急車(車掌室とかがある車両)です。
は寝るからは食堂車のは荷物積むからと覚えればいいでしょう(笑)。
そういう事で、4号車は従来の寝台用車両の使いまわしなのかな?


一番見晴らしのいいA2は、札幌行きに限りって事ですね。札幌発では機関車の尻を常に拝みながらの走行になってしまうので(それはそれで楽しそうですが←鉄(笑))


乗車するとまずチケット片手に座席(ベッド?)の確認。行きは前述の通りに、一番安いBコンパートメント(開放寝台)です。乗り込んですぐに車掌さんが来て券の確認と簡単な説明。さすがに”日本のオリエント急行”と呼ばれるだけの事はあり対応も丁寧です。ベッドに腰掛けノンビリと車窓からの眺めをしばし堪能。と、今度は食堂車の人が食事について聞きに来る。ディナーの予約の有無の確認(ここで更に解説を。ディナーは乗車前に予約の必要があります。メニューは二つ。フランス料理のフルコース12,000円と懐石料理6,000円。食堂車で食べられるのはフランス料理のみ、懐石はそれぞれの部屋まで持って来てくれます)。予約は入れてないと言ったところ、幕の内弁当(1,500円)の販売もあると言われたけど、とりあえずそれも断り、翌日の朝食だけを予約(和風、洋風が選べてそれぞれ1,500円。ランチタイムとディナー後のパブタイムは予約いらずで利用できます)。琵琶湖を眺めながら買ってきたお弁当を食べて、早速車内を探検。7号車のミニロビーを通り抜けて4号車、サロンカー(サロンデュノール)へ。まるでホテルのロビーを思わせるような豪華な作り。鉄ヲタらしいのが一人メモをつけながらブツブツ言ってたのはご愛敬ですね(笑)。ここで奥さん仮眠タイムの為(彼女は列車内では常に眠る)一人サロンカーとミニロビーを行き来しながらまったりと過ごす。車内の自販機、缶ジュース130円なのは言うまでもなし(ついでにJR西日本職員さんのお手製と思われるえらくしょぼい記念スタンプが置いてありました)。敦賀を過ぎたあたりから列車は市街地をノロノロと走る。武生で「サンダーバード」をやり過ごし、民家の軒先をトワイライトがゴトゴト走る姿は結構いいもんかもしれない。世間一般ではトワイライトと言うととんでもない豪華列車だと思われがちですが、実は豪華なのは一部の客室のみであとはそこらへんの夜行列車と変わらないのです。車両自体20年以上前のブルトレ用車両(24系25型)の使いまわしだし車体の揺れ、軋みもかなりあるし、でも、それが良いのですね。ほのかに香る古臭さが重厚さを出しているのでしょう。オール新造のテカテカ列車「カシオペア」ではそうはいきません(笑)。そんな訳で、この列車に過剰なイメージは持たないように。「走るホテル」ではなく、あくまで「ちょっと凝ったブルートレイン」なのです。だから変にかしこまらず、線路沿いの人達に手を振るのをお忘れなく。
そんなのどかな雰囲気のまま列車は金沢、富山を通り日本海沿岸へ。観光地や有名スポットを通過する時には車内に簡単な説明アナウンスが流れます(ちなみに、大阪、京都発車時には「三都物語」が流れます)。ちょっと曇りぎみで日本海の夕陽は拝めなかったものの、トワイライトの名の通り、暮れなずむ海岸線を列車は老体に鞭打ちひたすら北上します。
ここで小休止。ベッドに戻ってちょっと仮眠。奥さんは下のベッドで熟睡中(笑)。それにしても、乗客が少ない。みんな開放寝台は嫌なのか(そりゃそーだろーなー、折角トワイライトなのに)空席(いや、空ベッドか)がやたら目立つ。GWなのにこれでいいのかJR!?
日が暮れてしまうともう景色なんて全然見れないので楽しみは通過駅を眺める事だけ。持ち込んだお菓子とお弁当のおかげでお腹も空かず11時には就寝・・、する訳が無くまたしてもサロンカーへ出没。ビデオみながら深夜の秋田駅を通過。秋田新幹線が停まってました(ついでに、車掌さんが鼻歌まじりに掃除をしていた。なぜそんなにご機嫌なのか?それに独り言が多すぎます(笑))。 午前3時には青函トンネルを通過するのでその時間には起きてないといけない。トワイライト独自のサービスとして車掌さん直々にトンネルの解説をしてくれるのです。

第2章〜北海道上陸〜

そんな訳で、今度こそ仮眠タイムに突入。ところが、トンネル内走行時特有の轟音で目が覚めたらもう3時過ぎ。奥さんは完全に寝ぼけていたので一人で焦って4号車のサロンカーへ直行、青森での機関車付替えにも気づかなかったのか・・。もう説明は始まってました。説明に集まったお客さんは深夜という事もあって10数人くらい。車掌さんはかなり喋り好きらしく冗談を交えながら説明してくれます。青函トンネルの全長(53.85km)は”ゴミバコ”で覚えましょうとか、5本のトンネルから成り立っているとか、知らなくてもいいけど知ってて得した気分になれる雑学ですね。そしてトンネル出口へ(方向に関係なく北海道側が出口らしい)。遂に北海道上陸・・、午前4時では何も見えません(笑)。「ここは北海道なんだ」と必死に自分に言い聞かせるけどこれでは実感のしようもないなあ・・。そんな訳で明るくなるまでまた仮眠。
1時間程仮眠をして、明るくなってきたので通路側に出てみると、北海道でした。もう北海道、これぞ北海道って感じのちょっと湿った草原。牧場の間を列車は走りぬけています。牛とか馬とかが眠そうな目でこっちを見ていますね。寝ている間に五稜郭も通過していたようでカーブで窓から前を見ていると牽引している機関車もJR北海道カラー、真っ青なDD51重連に換わってました(トワイライトは大阪−青森までがJR西日本のEF81、青森−五稜郭が青函トンネル専用機関車、ED79()で牽引されてます)。室蘭本線は非電化区間がまだ残されれているので五稜郭でディーゼル機関車DD51X2()に付け替えられるのです。これがまたカッコイイ!北の大地を旅する列車にふさわしい組み合わせですね。カシオペアなら似合わないけど(←しつこい)。折角の景色なのでまたしても4号車に移動、しばらく北海道の雄大な景色に見とれていたのですが、この頃から線路沿いに人影がチラホラと・・、撮り鉄さんに遭遇ですね。カーブのところやトンネルの入り口あたりでカメラを構えてこの列車を狙っていたようです。こんな寒いのにこんな時間から凄いですね^^。でも撮り鉄の気持ちってよくわかるような気がする。この景色、この路線(ちょっと寂れた景色の中に、ひたすらレールが伸びているのです。通過する駅はほとんどが無人駅。簡単な待合室がポツンと立っているところや、凄い駅になるとホント車両1両分のホームらしきものがあるだけのところもあり)、そしてそこを疾走するトワイライトエクスプレス(DD51重連ってのがポイント、本州では見られない編成ですからね)。この組み合わせならそりゃ撮りたくもなるでしょう。撮られている方もいい気分なのです。
そんな感じで、牛&馬&カメラ(笑)に見送られながらしばらくぼーっとしているともう朝食の時間です。食堂車営業の放送を聞いて部屋に戻ると奥さんはまだ夢の中。優しく(自分的には)起こして食堂車に移動します。食堂車自体が生まれて初めて入る場所なもんでかなりワクワクしてました。これまた高級レストランを思わせるゴージャスな内装です。朝食のメニューは洋食と和食の二種類のみ。今回は二人とも洋食にしてたけど、他のお客さんのテーブルを見てみると明らかに和食の方が良い。洋食の方は・・、スクランブル・エッグにパンとサラダみたいなの、それにコーヒー、これで1,500円ですか・・。帰りは和食にしようと密かに決意してしまいました。
北の大地を眺めながらの食事は格別です。海辺と草原を駆け抜け、そろそろ住宅地へ。いよいよ札幌が近づいてきたようです。北海道の住宅事情はよくわからないのですが、かわいらしい感じの家は多いように思えます。煙突付いてるし。
食事終了後、しばらくはノンビリして、降りる準備を開始。帰りも乗るのに名残惜しいです。22時間の長旅でしたが、もっと乗っていたかった。。
そして札幌到着。寒かったです、札幌は・・。

〜第3章 またしてもトワイライト(帰郷編)〜

ここから、行きと重複する部分は省略してぱぱっと書きます。疲れたので(笑)。
帰りの札幌駅。とりあえず北海道でしか見られないDD51重連のトワイライトをカメラに収めようと入線を待つ。PM2:00頃、ゆっくりと入線。ホームの端っこでカメラを構えていたのですが、ここでちょっとしたハプニング発生。なんと機関車が重連のため先頭の機関車がホームからはみ出しているのです。これにはかなり参りました^^;。
仕方が無いのでとりあえず荷物を部屋にほうり込み、記念写真を撮りに再び外に。機関車、サロンカーの前あたりでは既に他の乗客が記念写真を撮ったりしています。順番を待ってパチリ。

帰りはB寝台、個室です。個室といってもかなり狭く、向かい合わせにセットされた椅子は、そのまま倒せばベッドになり、その上に上段のベッドがあります。荷物置いたら足の踏み場がありません(上に収納スペースは有り)。それでも開放寝台と比べれば落ち着けますが(個人的には狭い方が好き)。発車メロディ「いい日旅立ち」を聞きながらガツンと発車。ガツンです、ガツン。これマジです。元々客車列車の特製上そういうもんなのですが、更にディーゼルの重連ですから。これも列車の旅を実感させる瞬間ですね。大阪発よりも2時間遅い出発なのですぐに夕方になります。車内での様子は行きと変わらないので省略。翌日の朝食は勿論和食を予約。帰りはディナーも予約しています。時間までサロンカーで奥さんとノンビリ景色を眺め(奥さん行きはひたすら寝ていたので・・)、食堂車の営業開始を待ちます。サロンカーでは鉄ヲタ風の人達が談笑していました。その会話がよく聞こえる。通りすがりの鉄ヲタさんも飛び入りで(カメラ片手にいきなり話し掛けて仲良くなってましたねえ・・)日本全国津々浦々の鉄道話で盛り上がってました。盗み聞きでも充分参考になりましたよ(笑)。その会話が続く事およそ数時間。ディナーの時間です。アナウンスに合わせて食堂車へ。フランス料理のフルコース。この部分は奥さんのレポートを参照にしてください。
五稜郭で機関車付け替え。確かここではちょっと珍しいあの列車が見られる筈。食後のコーヒーを飲みながら向かい側のホームを見ると、来ました、海峡快速「ドラえもん号」。思わずパチリ。カーペットカーとかあって快適そうです。

帰りはあまり撮り鉄君たちには出会いません。午後の時間帯は彼らの活動時間ではないようです。機関車もED79に変わり、青函トンネルに突入。ここも奥さんのレポートを参照。北海道を離れた、それだけで旅が終わったような寂しい気持ちになります。サロンカーの自動販売機でかわいらしいお土産を発見したので購入。こんなのです↓

トワイライトエクスプレス缶、中身はリンゴ飴でした。これで630円、ちなみに、となりにあるのは阪急電鉄の幻の車両(笑)8200系。こちらは台車付き800円でクッキー入りでした。トワイライトより阪急の方が高いのか・・。

本州上陸後、青森で機関車がEF−81に付け替えられます(見れないけど)。サロンカーで二人揃ってビデオ鑑賞。さっきの集団も再び鉄道談義開始。その後、いかにも鉄ヲタ系なお兄ちゃんが派手なおばちゃんに逆ナンされてるのをドキドキしながら覗いてました。かなり戸惑ってましたね、鉄ヲタ君(笑)。ビデオも見終わってさすがに逆ナン見物にも疲れたので部屋に戻って就寝。下のベッドを作って熟睡・・とは言えないかも。揺れと軋みがかなり気になりました。どうせ車内ではそんなにゆっくり寝るつもりはないのですが。
そして翌日。5時頃目が覚め、下のベッドを見ると例によって奥さんは熟睡中なので一人でサロンカーに。こんな時間なのに人がいるのはここで夜を明かしたからなのか。
朝食まで時間を潰し、奥さんを起こしに部屋に戻る。スリッパでは食堂車には入れないので靴に履き替えて移動。ここでちょっとしたアクシデント発生。忘れ物を取りに部屋に戻ったら鍵が開かない。朝食の時間は短いので(30分くらい)かなり焦った。奥さんも戻って来て何回が試してみたけどどうにも開かないので車掌さんを呼びに行ってもらう事に。一人部屋の前に残ってガチャガチャしていると食堂車の人が来て合鍵で開けてくれた。時間になっても来ないので呼びに来てくれたらしい。後で聞いた話ですが鍵の不具合自体は日常茶飯事らしいです。
行きの反省を踏まえて朝食は和食にしました。こっちの方がやはりいい。日本人ならご飯と味噌汁です。
朝食後はサロンカーと自分の部屋でノンビリと通勤ラッシュの駅を眺めたりしてました。優越感を感じる時です。羨望の眼差しで見られながら列車は日本海沿いを南下。敦賀でまた機関車の付け替えです。乗車中、この作業を見られるのはこの駅だけ。停車時間も長いのでここでまた記念撮影。

青森から牽引してきた機関車を切り離し、別のEF−81をここで連結します。鉄ヲタ君たちも一斉にカメラをスタンバイ(笑)。
近くで見るEF−81は塗装もところどころが剥げて元の色が見えたりしています。客車もDD51も含めて、JRはこの先どうするつもりなのでしょう? 老朽化の進むロートル機関車に改装しているとはいえそろそろ寿命の使いまわし車両。金が無いのはわかるけど、こと寝台列車に限っては特に、やる気が有るのか無いのかサッパリわかりません(笑)。個人的にこの年代の車両は大好きなので簡単に新型車両に置き換えてほしくはないのですが、それでもやはり心配です。レトロな新型を望むぞJR西日本(笑)。
敦賀を出るといよいよラストスパート。琵琶湖沿いを走り抜け、もうすぐ京都です。「北の大地を出発し、千年の都、京都へ〜」アナウンスが旅の終わりを告げます。往復約3,000km、43時間の旅でしたが、まだまだ乗り足りない気分です。トワイライトの特徴はリピーターが多い事。またいつか、トワイライト・エクスプレスで北の大地を訪れてみたいものです。
あ、でも今度は「北斗星」でもいいかも^^;

-Terry-


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